新元号「令和」個人的見解!

令和

どうも、もやしです。
先日、新元号「令和」が発表されましたね!そろそろしっくり頃合いかと思います。

安部首相は「令和」に込められた想いについて以下のように述べられました。

「令和には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められている」

安部内閣総理大臣

さて今回は、新元号に関する個人的見解を「令和」想いやいくつかの事柄とともに書いていきます!

古き良き日本文化への配慮

貴族から農民までの和歌を納めた万葉集からの引用

安倍首相、菅官房長官は、「令和」は万葉集から引用したものだ、と述べられました。更には、安倍首相は、貴族から農民までを集めたもの、とも述べられました。

平民である私たちにとって、平民による歌からの言葉の引用は共感を持つための一つの要素となり得ます。初めて日本の歌から元号が採用されたことについてもさらなり、でしょう。

「時に、初春の令月(れいげつ)にして、気淑く(き よく)風和ぎ(かぜ やわらぎ)、梅は鏡前の粉(こ)を披き(ひらき)、蘭は珮後(はいご)の香を薫す(かおらす)」
  万葉集より
中学校の授業で暗唱させられる日は近いのではないでしょうか?

平成の発表時を習っての会見

菅官房長官は新元号発表前、平成の元号発表時の会見に習って行うことを発現されました。

このように特例として行うことはどうやっても正解がなく批判を浴びやすいですよね。メディアが発達した社会において前例に沿って行うことは置きにいっているように思われますが、とても懸命の判断であったと思います。

天皇即位が200年ぶりに滞りなく行われる

安倍首相が述べられました。

これは、今回のように天皇陛下が亡くなられる前に生前退位という形で、新元号に移るのは200年ぶりだということです。

僕は、こんな幸せな元号の移り変わりに出会えたことを誇りに思いますし、とても幸せなことと感じます。

現代社会への配慮

思いのほか遅滞無く発表された

政府は、有識者や副議長の意見徴収を行い閣議決定した後、11:30頃に新元号の発表を行うとしていました。

そして実際発表されたのは10分遅れとなる11:40頃。個人的にはかなり迅速に発表されたと感じます。

もし30分でも遅れてしまったなら大炎上する世の中なので、政府の対応には本当に感無量です。

SNSに関するコメント

安部首相がSNS社会に関する事柄を述べらた場面もありました。

政府側からこのような発言がなされるということは、日本がインターネット社会の上になれたっていると言っているのとそう違いはありません。

安部首相もSNSユーザーである事は皆さんもご存知かと思います。これからの日本は、ICTの発展無くしては世界水準にはついていけないと感じました。

有識者等の関与の強調

個人的にはニュースや会見を見て、有識者等の関与が強調されていると言った印象を受けました。

「令和」という元号にしたのにはそれなりの根拠が必要であり、社会的に上の立場の人間からの意見を用いて説得力を出すのは一般的な考え方です。

今回は特に信用性を確保する為に、有識者が誰であるのかも公表していました。

まとめ

「古き良き日本文化への配慮」「現代社会への配慮」大きく分けて2つに分類し説明しました。

この配慮の心、忖度の心、わびの心は良くも悪くも日本の伝統であると感じた4月1日。

ただ、「故きを温ねて新しきを知る」で言う故温を慮りすぎる日本人に対して、安倍首相が知新の大切さを再周知してくれていたとも感じました。

更に言うと、情報の洪水が問われる現代社会において適切な言葉を選択し、説明し、炎上することなくことを終えることができた関係者の方々には、頭が上がりません。

これからは平成とはまた違った時代となることは確実です。平成時代は、例えば職場環境で言えば昭和の労働に染まった人達が生き残ることができましたが、それはもう通用しなくなります。

ダーウィンの進化論のように、環境に合わせ変化できたものが生き残ることができますが、それが顕著に現れる時代になると僕は思います。

 

ご精読ありがとうございました!