こんにちは。もやしです!
学生の皆さんは家の設計図を見たことがあるでしょうか?建築を少しでも勉強されている方は寸法にも目が行くかと思います。
家の図面の寸法よく見ると、910、1820、2275などの寸法が書かれているのです。
これは古くから日本の建築で使われてきた尺貫法の名残です。
一尺が303㎜、3尺が909≒910㎜なので、この寸法から4.55が生まれました。
ということで本日は、設計ノート A4判 4.55mm方眼紙のご紹介です。
特に将来、家の設計に携わりたいと考えている学生の方(それ以外の方でも)に使っていただきたいです!
一般的な方眼紙は5㎜であるのに対して、4.55㎜ずつメモリがあります。
1/100スケールで書く場合はこんな感じで寸法を設定して
このような感じで図面が簡単に書けます!
トイレ部分は基本グリッドに合わせれば、一般的な大きさとなりますし、
ユニットバス1616ならグリッドに合わせればおさまります!(すいません、UBの戸が逆です)
階段や廊下幅も芯々910mmで良いのでグリッドに合わせられます!
ただ、全てがグリッドに合わせて綺麗に収まるわけではありません。このキッチンはスペースが広過ぎますね。ついでにキッチン幅が狭い。
場所によってはグリッドを使うとおかしくなりますので注意した方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
4.55方眼紙を使うメリットとしてもう一つ、什器をだいたいの感覚で描けるということです!そしてスケール感が身についていなくても何回か作図することでそれを身につけることもできると思います。
正直、僕が学生時代にこの方眼紙と出会っていたらもっと違う道もあったのではないかなと思います。
下記にリンクも貼っときます。
建築を志す方の可能性が広がる事を祈っています!
ご精読ありがとうございました。